イミダペプチドを食品から摂れば体臭に影響あり

イミダペプチドを摂ると体臭がきつくなるという方がいます。イミダペプチドを主にサプリメントから摂っている私からすれば、「嘘つけぃ!」と言いたいところですが、冷静に考えてみると、イミダペプチドを肉類から摂る場合は体臭がきつくなる可能性ってありうるのではないか・・・。そう思っています。だってタンパク質と体臭との関係は、栄養学的にも指摘されているみたいですからね。

 

そこで、管理栄養士の知人に、イミダペプチドを摂ると体臭がきつくなるのか・・・、という疑問をぶつけてみました。すると、イミダペプチドを主に食べ物から摂っているなら、栄養学的にあり得るとのこと。理由は、タンパク質が消化吸収の過程で体臭の原因物質であるアンモニアや尿素の生成量が増えてしまうからなのだそう。そこでさらに、詳しく調べてみると、以下の理由がわかりました。

 

タンパク質が多くなると体臭に影響がでる理由は主に3つ。一つめは、肝臓や腎臓への負担が増えることにより血液中のアンモニアや尿素の濃度が増すから。ふたつめは、大量のエネルギー消費による発汗量(アポクリン腺からの)。三つめは、消化不良による腸内環境の悪化。以上の理由により、体臭が悪化してしまうことがあります。

 

肝臓や腎臓の負担が体臭にどんな変化を及ぼすのか。たんぱく質は分解されると主にアミノ酸に変化して体に有益な成分として吸収され各器官に働きかけますが、その一部はアンモニアに変化します。ここまで説明すれば体臭との関係を想像するのは容易いと思います。アンモニアは尿の成分であり、におい物質でもあります。通常は問題なく尿として排泄されますが、肝臓や腎臓の機能が落ちていると血液中にもアンモニアや尿素が流れてしまいます。

 

その血液中のアンモニアと尿素は汗や吐く息にも混ざってしまい、体臭として知覚されてしまう。

 

また、体臭は発汗量とも関係があります。私たちは経験上、汗を掻くと臭くなることはわかっていますが、今回の例は主にアポクリン腺から出る汗のことを指します。汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があります。前者は一般的に体臭には影響しない汗で、後者は不快な体臭へとつながる汗です。アポクリン腺から出る汗は主に脇、陰部、肛門などに分布しており、それらの部位に書いた汗に含まれるたんぱく質や糖や脂質などを皮膚の常在菌に分解されることでわきが臭に近い体臭が発生しやすくなるわけです。

 

ではなぜ、たんぱく質を摂ると汗を掻きやすくなるのか。その理由は、栄養素を消化吸収する際に消費するエネルギー量の違いにあります。糖質や脂質を消化吸収するにはせいぜい4〜5%程度しかエネルギーを消費しないのに、たんぱく質の場合は30パーセント以上も必要で、たんぱく質の摂取量が増えることによってもエネルギーを大量に消費し、その影響で発汗量も増えるわけです。

 

しかもその汗に体臭の原因となるアンモニアや尿素が含まれていれば、より悪臭が周囲に漂いやすくなるということですね。

 

イミダペプチドによる体臭の悪化を防ぐには、鶏の胸肉などのたんぱく質豊富な食べ物を摂ると同時に栄養バランスも考慮するとよいそうです。例えば、緑黄色野菜や発酵食品などもバランスよく摂ることで、腸内の環境をある程度ケアできます。もしくは、イミダペプチドのサプリメントやドリンクも適宜利用したり、鶏の胸肉以外の食べ物からも疲労感を和らげる成分の補給を考えるなども必要かと思います。

 

 

イミダペプチドでの体臭の悪化はサプリメントなら心配無用

 

では、イミダペプチドをサプリメントから摂る場合、体臭に変化はあるのか・・・。私の場合、今のところ、体臭がきつくなったということはありません。まぁ、体臭なんて自分ではわかりませんが、周りの方から「君、ちょっと臭いよ」なんて言われたこともありません。なので、イミダペプチドをドリンクやサプリメントから摂っている場合は、体臭の変化を気にしなくてもいいかなと思います。

 

ただし、イミダペプチドの成分であるアンセリンやカルノシンなどもアミノ酸の仲間です。普段の食生活で、牛肉や豚肉、そのほか乳製品など、たんぱく質の多い食品が多くなれば、その過剰なたんぱく質の影響で腎臓や肝臓に負担がかかる可能性は考えられなくもありませんよね。なので、イミダペプチドの摂取がサプリメントであっても、体臭の悪化を完全に防げるわけではないはずです。

 

栄養バランスも考慮したうえで、たんぱく質の摂取量が過剰にならないような食生活も心掛けたほうがいいのかもしれませんね。